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小幡数寄屋について

日本の木造建築は、世界に比類をみない伝統をもち、特に数奇屋建築はその優れた大工技術と匠の心が今日の日本独自の建築を築いてきました。小幡工務店も末永く継承して参ります。

マロニエ建築奨励賞受賞

「曲がり角のある家」

小山市郊外に建つ木造平屋建、延べ面積32坪の小住宅である。陶芸・花木栽培・登山を趣味にしている女性の住宅であるが、施主のライフスタイルを設計者が理解し、希望を実現したシンプルでさわやかな建物である。 全体的には住宅の主要機能をL字型に配置して”曲がり角のある家”を構成し、L字の隅角部に、オープンスペースによって浮かせる形のLDKを設けている。このオープンスペースの一部は玄関ホール及び多目的スペースとして、また他の一部は半外部空間として、床のウッドデッキはLDKを結びつける役割を果たしている。 この住宅はローコストながら、デザインの介在する意味を示してくれた作品といえよう。
(県、マロニエ建築賞 審査員の評より)